IPv6のことを調べ始めた

Posted on Tue 12 August 2014 in blog

IPv6 環境構築

ひとまず参照すべきRFC

  • RFC3315(DHCPv6) とそれをupdateしているやつ
  • RFC4861(Neighbor DiscoveryのIPv6バージョン)
  • RFC5942(IPv6のsubnet model)

IPv6 アドレス配布方式について

全体としては、下記の4パターンある。

アドレス配布方式 RAは必要? RAにプレフィックス情報は必要? m-flag o-flag 配布できるもの
手動 x x - - -
ステートレスアドレス自動設定(SLAAC) o o off off プレフィックスのみ
ステートフルDHCPv6 o o(たぶん。) on on IPアドレスとDUIDの組, DNSなど
ステートレスDHCPv6 o x off on DNSなど

よく使われそうな、SLAACとステートフルDHCPv6には、以下のようなメリット・デメリットがある。

方式 メリット デメリット
SLAAC ルーター設定のみでOK IPを固定化しづらい
ステートフルDHCPv6 DHCPDを立てる必要あり IP固定化できる。DNS情報もその気になれば配布できる