資料
VMware KB: ESX/ESXi でのポート バインド タイプの選択
ポートバインドタイプとは
vNICをvDSに接続するとき、ポートグループのポートがどのようにVMに割り当てられるかを、ポートバインドタイプとして、設定できます。 バインドのタイプは以下の3つから選択できました。(2つめの動的バインドは、ESXi5.0で廃止。)
- 静的バインド (Static Binding)
- 動的バインド (Dynamic Binding)
- 短期バインド (Ephemeral Binding)
静的バインド
vNICが作成された段階で、直ちにポートにアサインされ、削除された時に初めて切断される。 vCenter Server経由の時に利用可能。
動的バインド
VMがパワーオンされていて、vNICが接続状態の時のみ、ポートにアサインされる。 パフォーマンスの観点から非推奨。
短期バインド
VMがパワーオンされていて、vNICが接続されている時に、ポートが作成され、アサインされる。 VMがパワーオフされるか、vNICが切断された時に、ポートが削除される。
短期バインドの場合のみ、vCenterがダウンしている際、VMのネットワーク接続を管理することができる。 256個までしか作れないとかパフォーマンスの問題から、リカバリ目的にのみ使用することが推奨。
ポート数について
vSphere 5.1以降、静的ポートバインドの利用時、自動的にポートグループを拡張されるようになっている。 vSphere 5.0では無効だが、MOBのReconfigureDVPortgroup_Taskを変更して有効にすることもできる。
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