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vSphere 6.0 でのHA機能のエンハンスの要点

まとめ

  1. vSphere 6からは、ストレージパスが死んだ場合でもHAを設定できるようになった。
  2. vCenterは watchdogs によりプロセス落下時には再起動される
  3. vCenterの可用性をさらに高めるにはWindows版を利用し、MSCSクラスタを設定する必要がある

資料

  1. VMware vSphere 6 のドキュメント
  2. http://www.vmware.com/files/pdf/vsphere/VMW-WP-vSPHR-Whats-New-6-0-PLTFRM.pdf
  3. vSphere 5.x および 6.x での永続的なデバイスの損失 (PDL) と全パス ダウン (APD) (2081089)

vSphere 5.5 までの障害あるある(Part 1)

物理ホストのHBAが死んだり経路上の問題で、特定のホスト群のみストレージへのパスが切れた。 vSphere 5.5 までは、ストレージへのパスが死んだ場合、HAによる保護ができない障害パターンで、IOが止まっているが、管理者が別のホストに移してから再起動するまでアプリケーションは死んでいた。